草取り
- ムスコ
- 2018年2月24日
- 読了時間: 2分
私、駆け出しファーマーですが数千本はむしった気がします。
草取りは一般論で申しますと、罰ゲーム的な印象が強い苦役に思います。
少なくとも好んでやりたい人は少ないでしょう。
(ビフォア) 「お、おう....や、やるか」

(アフター) 終えた時のホット珈琲と煙草の美味さよ。

農家のムスコに生まれたので、子供の頃は嫌々ながらも当然何度となくやらされました。草取りをしに舞い戻った浦島太郎のような今、
「なぜ今の自分は草取りが嫌じゃないのだろう?」と、ふと思いまして、
その理由は、以前と違い、自分のやりたい事にとって必要な事だからだろうなーと。
ところが、除草剤撒けたら楽だろな~と、怠惰な心も併せ持っている。
やはり嫌々やってるフシがある......

少年時代も今も、やってることは同じ「草取り」 なんですけどね。
ではなぜ「あまりイヤじゃないのか?」この問いは、恐らく迷宮の入り口であろう.....
草取りをしなければならない理由を理解したからではないか?
うーん、小供心にも作物を前に、雑草は悪の存在だったはず.....
この辺で思考停止しよう。手だけが捗り過ぎて売り物まで抜いてしまいそうです。

ほわっつ!?これは酷い。寒冷紗開けてびっくり、私がバラ蒔いたほうれん草。
反面教師として最適なほうれんそう畑ですぜ!へへっ。
雑草とほうれん草ひしめく満員電車みたいになっちまったよ(白目)
あぁ~この事を言うのですか?自分で撒いた種。

草取りは何故かツルンツルンにしないと気が済まない性分で、ペンペン草ひとつ残さねえ!というつもりでやってしまいます。
最近は雑草と会話もできるようになりまして、「勝手に養分吸ってんじゃねえよ」
とか、根だけ残っちゃうと「往生際わりぃんだよ」とかね。一方通行ですけど楽しいですよ。
悪の枢軸スギナに比べれば可愛い、今が旬の暴君たち紹介。
ミミナグサ、スズメノカタビラ?、ホトケノザ?

一同「アイルビーバッ~ク」

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