土寄せパーティータイム
- ムスコ
- 2017年9月16日
- 読了時間: 3分

本日のファーミングはお花摘みからスタート。
大きいのが「ガーベラ」で、鶏のトサカが「ケイトウ」です。
うちで採れた花々ですが、花の収穫って人生初だったかも....
20年前まで両親がカーネーション栽培してたんですけどね。
「手伝いしてなかったって事?」
という声が聞こえてきましたが、残念、
もちろん遊びながらたまーーには手伝ってました。
ガーベラ(オレンジ)の花言葉は「我慢強さ」だそうです。
この花束は売り物ですが、私が受け取ってあげよう。なぜなら、
先日からバンテリンEXを足腰に塗りまくっているわけですから!
理由は以下↓
1.土寄せ 2.土寄せ 3.土寄せ

土寄せは、作物の根元の周りに土を被せる作業で、
簡単に言うと作物の根を雨風から保護する目的で行います。
今回は、追肥(ついひ)、土寄せ、中耕(ちゅうこう)と、
ほぼ同時進行の作業をしました。
追肥は読んで字の如くですが、中耕は、土を柔らかくして通気性を高め、
根が栄養を吸収しやすい環境にする作業です。
うちでは土寄せと中耕をまとめて「土寄せ」と呼んでいるんだと思う。
ブロッコリーの土寄せ最中(下手くそ版)

クワ1本片手に「さあ始めるか」と作物を前にすると、
無意識に深呼吸してしまいます。笑
当初は、クワで土掘って根元に寄せればいいんだろ?と、
単純な作業に思えましたが、いざやってみるとそんな甘い考えは
瞬時に打ち砕かれ、クワの扱いのなんたる難しいことよ.....痛感しました。
ブロッコリーひとつひとつに土を寄せる。
なので、じりじりと後退しながら進める事になります。
画像では解りにくいですが、未熟な私の場合、
掘った溝の深さはデコボコしていてラインも曲がっています。
色々なことがチグハグで均一ではありません。
おまけに無駄な力が各所に加わっているからすぐ疲弊します。
ですが、暫くやっていると様々な要素に気づき始めます。
土に対するクワの進入角度、クワを振る回数、削る土の量、
根元に土を流す時のクワの角度、土壌の質も場所で違う事等。
オカンをはじめ、諸先輩方の動きは全てに均一かつ一定です。
クワの重量を見事に利用し、土質に合わせた合理的な動きが見て取れます。
聞くと、「お爺さんに教わったのよー」と。
さぞ、コンピューターお爺ちゃん的な動きだったのだろうと想像する。
も、もうちょっとトレーニング積んだら便利な農機買お......
ちょっぴり上達した私の土寄せ


おまけ ネギの土寄せ

基本的にどの野菜も土寄せするそうですが、
ネギの土寄せは茎の部分(白いとこ)を長~~~くする為にも必要な作業。
地中に埋まる部分は白いまま。
つまりネギの成長に合わせて元を土で覆うことにより
伸びても伸びても地中から出れない状況を作り出すわけです。
ネギはインドア派に仕込めってことですね!
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